のれん|居酒屋さんの販促宣伝&日除け用としてオリジナル製作!
2020/12/18
この記事の目次
オリジナル再現のれん:仕様
素材:11号帆布
印刷:顔料/特色1色(ベタ地)
仕様:棒袋Φ30mm(巾70mm)
色指定:DIC435(ブレる際は濃いめ)
オリジナルのれんを再生する!
今回は東京都港区の三田にございます「津国屋(つのくにや)」という居酒屋様から、日除けのれんのオリジナル制作のオーダーを頂きました。
以前よりオリジナルの日除けのれんを店頭に設置して使用していたそうなのですが、それが古くなってしまったということで、同じデザインで再製作させてほしいというご依頼でしたため、当社の営業スタッフが直接お店のほうまでお伺いさせて頂き、採寸させて頂きました。
かなり年期の入った日除けのれんに見えますが、歴史のありそうなお店の外観とマッチしており、これはこれで味があって良いようにも、私個人としては感じましたが、ただ販促効果という観点から見るとやはり多少弱いのかな、とも思ってしまいます。
日除けのれんというものはその名の通り、日差しを受けるためのアイテムですので、紫外線による色褪せはどうしても避けることはできないのですが、しかしそれでも少しでも退色を遅らせるため、今回は通常の一般的な染めではなく、耐光性の高い顔料インクを使用し、また生地は綿素材の中でも最も厚手で耐久性の高い11号帆布でお仕上げさせて頂きました。
ちなみに顔料プリントは色褪せし難く、また細かいデザインでも再現が可能ですが、染めるというよりは生地の上に顔料インクを乗せて貼り付けていく、というイメージに近いため裏抜けはせず、裏側は白っぽく仕上がります。ただし今回のような、裏側を見せることはまずない日除けのれんとして使用するのであれば、顔料プリントは最適な印刷方法と言えます。
上記の古いのれんを使用している画像と見比べますと、やはり新品のものはコントラストが高く、アイキャッチ効果も断然上がりますし、店構えもどこか若返ったような印象を与えるかと思います(^^)
それにしても、昔ながらの伝統的な日本家屋って素敵ですよね!
私、こういった建物を見るのがとても好きだったりするんですよ。
津国屋様からご注文を受けた際に、当社のスタッフが採寸に伺ったと上記しましたが、できれば私も同行したかった!
ということで今度会社帰りに津国屋様に寄り道して、一杯飲んで行けたらなぁ~なんて考えています。
が、社内の同僚などを誘ってみても
「津国屋さんには飲みに行ってみたいけどねぇ~……」
などと言われ、今のところ軽くあしらわれてしまっています
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いやいや、なんでやんっ!
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津国屋様は、昔ながらの和テイストな居酒屋さんのようで、もともと酒屋だっただけあり、特に日本酒の品揃えには定評があるようです。興味のある方は是非一度、足を運ばれてみると良いかと思います(^^)
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