オリジナル提灯の種類について
2020/11/10
こんにちは、お風呂の湯加減には意外とうるさい毎度毎度の内田です。
昨日きらめっ君が紹介してくれた弓張りタイプの記事を見て思ったのですが、いったいどのくらいの種類があるんでしょうか? せっかくなので、今日はその種類について、きらめっ君に教えてもらいたいと思います。
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きらめっ君(き):わかりました。教えてあげましょう。
内田(う):で、でかっ! きらめっ君、でかっ!!
この記事の目次
種類は意外と豊富
き:種類は主に、↑のように6つに分けることが出来ます。左から、長型、丸型、看板型、桶型、弓張り、ミニ、といった名前があります。どれもこの日本で独自に生まれた伝統文化品でありつつ、この現代でも広くさまざまな用途で使用されています。そしてもちろん、当社ではこの6種類全てを取り扱っており、お客様のオリジナルデザインで特注作成することが可能です。
き:街中を歩いているときに、最もよく見かけるのはやはりこちらの長型提灯ではないでしょうか。内田も見たことあるんじゃないですか?
う:居酒屋さんなんかの店頭によく設置されているやつですよね?
き:そうですね。『赤ちょうちん』という言葉は昔から、大衆居酒屋の代名詞的に使用されてきましたが、その居酒屋などの看板代わりとして最もよく利用されていたのがこちらの長型になります。定番アイテムのため、サイズもかなり豊富にあるというのも特徴のひとつです。
う:あ、これもよく見かけます!
き:そうですね、こちらは見た目通り、丸型と言って、どちらかというと装飾用アイテムとして利用されることが多いタイプになります。日本全国で行われている伝統的なお祭りお花見なんかでも、会場の雰囲気を出すために広く使用されていますし、飲食店の店頭装飾や店内インテリア用などにも人気があります。画像の丸型も以前、当社で再現製作させて頂いた、お祭り用のものですね。詳細はこちら
き:こちらは看板型と言います。これもその名の通り、看板用として使用されることの多いタイプで、真正面から見るときっちりとした長方形に見えることから独特の存在感があります。またこちらは別名、小田原型とも言います。
う:小田原型? 小田原というとカマボコが有名ですよね?
き:蒲鉾は全く関係ありません。昔々、この日本の人々がまだちょんまげを一般的な男性の髪型だと認識していた時代、小田原は江戸へと通じる街道の宿場町のひとつでしたが、そこにいた職人のひとりが、旅人が持ち運びしやすいようにと改良して作ったのが、小田原型の始まりだと言われています。
う:なるほど~
き:そこで問題です。内田はどうしてこの小田原型が持ち運びしやすいか、わかりますか?
う:それはカマボコの板と、
き:関係ありません。
う:(―_―)
き:正解は折りたたんだ際に火袋部分が上下の重化の内側にすべて隠すことができるため、風呂敷などの中に他の物と一緒に入れておいても和紙を痛める心配がないからです
き:この桶型もやはり、看板用として使用されることの多いタイプですが、すっきりとしたその見た目から、どちらかというと多少高級感のある料亭なんかで使用されることが多いかと思います。また冠婚葬祭時の装飾用なんかにも利用されます
う:もしかしてカマボコの下りはスベっているのか……? だとしたらこのままではマズイ! あの手を使うか!!
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う:これでどうだっ!!
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き:こちらは昨日も紹介しましたが、弓張りと言います。上下の重化を弓で繋ぐことでそれを持ち手とすることが出来るため、持ち運びに便利なタイプです。日本人であれば誰でも一度くらいは、時代劇などで岡っ引きがこれを持って走っている姿を見たことがあるのではないでしょうか。またこちらはお土産用や装飾用なんかとしても人気があります。
う:なにーーー! まさかの弓張り内田スルーーー!?
き:こちらはその見た目と名前のとおり、ミニサイズの提灯になります。日本の伝統文化品が可愛らしい手の平サイズになっているということから、特に外国人向けのお土産用なんかとして人気が高く、また、ちょっとしたインテリアグッズとしても広く活用されています。その他、昨今では結婚披露宴における席札用として利用されることもあり、当社でもそういったオーダーを格安価格で承っております。
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き:提灯はこのように、その用途などによって形状やサイズはさまざまに変化しますが、当社では基本的にはどんな用途で使用するどんなタイプでも、お客様のご希望通りのオリジナルデザインと素材とサイズで、ハイクオリティかつ激安価格で特注制作を承っておりますので、お気軽にご相談下さればと思います。
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う:まずい。。。これ、ボクはどうやって戻ったらいいんでしょう。。。