法被・手ぬぐい|東日本大震災を英語で伝える「佐藤たね屋」様の衣装&贈答用として特注制作!
2019/03/08
こんにちは、キラメック通信の更新担当、水餃子が好きなきらめっ君です。
今日はオリジナル法被と手ぬぐいの製作オーダーを承りましたのでご紹介いたします。
よろしくお願いします!!
この記事の目次
ユニフォーム用オリジナル法被とプレゼント用手ぬぐい
今回、法被と手ぬぐいのオリジナル製作注文を下さいましたのは陸前高田市にて、東日本大震災で被災された『佐藤たね屋』のご主人、佐藤貞一様です。
佐藤様は震災の津波で、店舗も自宅も商売道具である春まきの種もすべて流されてしまったそうですがそれでも日本人の原点「あきらめない精紳」で、自らやったこともない大工仕事で仮設店舗を作り、5メートルの井戸をまともな道具もない中で掘り、苗を育てるハウスを作り、少しずつ立て直していったそうです。
そしてその経験と記録を広く世界中の人々の知ってもらい、防災に役立てほしいという想いから、「Komo’s英語音読会@陸前高田」の協力の元、英文震災手記「The Seed of Hope in the Heart」として残されました。
さらに一般社団法人「はなそう基金」と「日台若者交流会」などの協力により、佐藤貞一様は台湾から賜った多大なる復興支援に対する感謝の気持ちを自らの言葉で中国語で伝えるべく、2014年に台湾へと渡ったそうです。
(その際の様子はこちらのブログに詳しく紹介されていますので参考までにご覧ください)
ということで前置きが少し長くなってしまいましたが今回は、その台湾訪問の第2回目となる佐藤貞一様の衣装として、弊社でオリジナル法被を特注制作させていただきました。
プリント印刷するオリジナルデザインは電話などでご希望をお伺いし、何度か確認と修正作業を行いつつ、弊社で作成させていただきました。
また復興を支援して下さった台湾の方々へ何か御礼の品を贈りたいということで、これも日本の伝統文化品である手ぬぐいをオリジナル制作させていただきました。
そういった経緯から完成いたしましたのが、こちらのオリジナル法被と――
オリジナル手ぬぐいになります。
まずオリジナル法被のほうですが、弊社で取り扱っております無地の既製品法被を使用し、襟にはカラー転写で名入れを施し――
背面はラバーカッティング転写と呼ばれるプリント方法でお仕上げさせていただきました。
一方のプレゼント用手ぬぐいですが、こちらは顔料プリントを使用しましたため――
裏側はやや白っぽい仕上がりになっています。
ちなみにこの家紋風のデザインだけは佐藤貞一様から入稿されたものです。・
特に育てるのを得意としているトマトをモチーフにしたオリジナルデザインはとても素敵ですよね(^^)
完全なる復興にはまだまだ時間がかかるかと思いますし、未だ現在進行形と言っても過言ではない熊本の震災で被災された方々もとても大変かとは思いますが、焦らず、諦めず、お体を大切に、頑張って下さい!
株式会社キラメックは社員一同、心より応援申し上げます!
商品:08888-01 ハッピ
サイズ:F
カラー:ネイビー
製法:ラバーカッティング転写プリント(カラー:白)
①プリント箇所:背中/範囲:W258×H340(mm)
製法:カラー転写プリント(カラー:フルカラー)
②プリント箇所:襟/範囲:W40×H345(mm)程度
※両襟同柄
納品形態:袋入れ無し
サイズ:H330×W900(mm)
素材:総理
製法:顔料プリント(特色1c)/カラー:濃紺 DIC-435
染め:白地 ※周囲余白有り
*プリントサイズ:H290×W860(mm)以内
*上下・左右 2.0~3.5cm余白が空きます
仕立て:通常仕立て(左右切りっぱなし+上下生地みみ)
納品形態:個別袋入れ