LED電球の提灯はなぜ選ばれているのか?その理由をレポート
提灯の灯りと言えば、ローソクの火による灯りが頭に浮かびますが、今ではコストや防災上の観点からも、電球を使うのが一般的です。
例えば、居酒屋さんやラーメン屋さんもそうで、きっと身近で見かける提灯の灯りには、電球が使われている・・・はずです。
しかし今では、普通の電球を使うのも古く、LEDライトを使い、より安全で低コストな灯りに切り替えるところが増えています。
そこでこちらでは、提灯に使用するLEDライトについて考えつつ、そのメリットを探っていきましょう。
この記事の目次
提灯に使われるLED電球の特性とは?
LED電球の特性は、何と言っても寿命が長いことです。
また電気の消費量も少なく、エコなエネルギーであることも特性の一つです。
さらに白熱灯や電球型蛍光灯とは違い、熱くなる部分が限られていることも特性の一つと言えるでしょう。
最近、提灯の灯りには、LEDライトが使われています。これは時代の流れから考えても、当然のことです。
例えば、ご自宅の電球が切れたら、『いい機会だし、LEDライトに換えようか!』 なんて会話が、2010年代頃から当たり前になってきて、今では賃貸マンションの多くにLEDライトが使われています。
公共の施設やスーパーにコンビニと言った、不特定多数の人間が利用する場所ではなく、家庭の中でも浸透している状況は、もはや定番化していると言えるでしょう。
現に白熱電球に対しては、世界規模で生産中止の声が聞こえてきます。そしてこの流れは、電球型蛍光灯の生産中止にもつながってきそうです。
LED電球が選ばれる背景は?
LED電球は、エコなエネルギーとして選ばれています。
白熱電球から、二酸化炭素の排出が懸念され、電球型蛍光灯へと移行していきましたが、水銀規制の影響により、LED電球がますます注目されることとなっています。
LED電球の特性についてまとめると、消費電力が少なく、エコなエネルギーであること、寿命が長く、結果的に低コストであること、加熱される部分が限られ、防災予防にもなることなどが挙げられます。
これらの特性は、もちろん家庭用の電気として嬉しい限りですが、業務用の電気としても非常に助かります。
さらには提灯の灯りとしても、最適な電気だと言えます。続いては、この点について触れていきましょう。
提灯の灯りに何故、LED電球が最適なのか?
提灯はビニールにしても、紙にしても、熱に決して強い素材ではありません。出来るだけ、熱を近づけてはいけない物です。
それでも、灯りを与えるため、提灯の火袋には熱のある物が入れられます。
火のついたローソクを提灯の灯りとして使っている時、本体に火が燃え移らないとは言い切れません。※実際、私は燃やした経験があります。
白熱電球や電球型蛍光灯は、ローソクの様に燃える、直接的被害はないのかもしれませんが、火袋内が高熱になることは十分考えられます。
LED電球なら解消できる?
LED電球自体は、電気の流れを利用して発光するもので、その時、熱を発生することはありません。
その為、過剰に熱が上がり、提灯に火がつくなんてことは起こりにくくなっています。
それは長時間使用しても代わりなく、消費電力の差が生まれていく分だけ、LED電球の方が優れていると考えるのは、私だけではないでしょう。
特に常時設置される提灯であれば、防災対策はもちろん、長期間の使用にも耐えられます。
このことから、提灯の灯りにはLED電球が非常に合っていると言って良いでしょう。
お手持ちの提灯にLED電球を付けるには?
すでにお使いの提灯がある場合、今からLED電球に変更するのは難しいのか?
本来であれば、一般的な電球とLED電球とのソケットは形が違います。
しかし普及や利便性を考え、LED電球が一般的な電球のソケット口金に合わせています。
これによりLED電球は、現在お使いのソケットでも口金を合わせることで対応するでしょう。
1個当たりの価格は高くなりますが、今後、電球を交換する時はLED電球をお使い頂ければ幸いと思います。
2020/11/09