プロップスや席札などウェディング扇子の使い方5選
結婚式の様なおめでたい場面では、昔から扇子が活用されています。
返礼品として参列者に渡される引き出物や、暑さをしのぐため、実用的に使う物、結婚式の様なおめでたい席に華を添える芸に使われる物など、これらはいわゆる、定番の使い方です。
その一方で、近年、プロップスと呼ばれる小道具として活用したり、席札として活用したりと、ウェディングにおいて、扇子の使われ方に変化が生まれていると感じます。
そこで、ウェディング扇子の使われ方を5つ!ご紹介していきます。
この記事の目次
結婚式で人気の扇子プロップスとは?どんな風に作ればいいの?
最近、プロップスを取り入れた結婚式が非常に多くなっています。もちろん、扇子だけではありません。様々な小道具が使われています。
その中でも、扇子をベースにしたプロップスは人気があります。
なぜ扇子プロップスは人気なのか?
それはプロップスの役割と扇子の役割が、活かされ合うからではないかと考えます。
プロップスの役割とは?
ウェディングシーンで求められるプロップスの役割は、演出効果です。
映画や演劇などで使われる小道具のことを、プロップと呼びます。その複数形だからプロップス。
いくら結婚式だからと言って、映画や演劇の様な大げさな小道具を使うことはないでしょうけど、単純に小道具として見た場合、色々とあった方が写真撮影は盛り上がります。
一般にプロップスが広まったのは、写真を取る時に演出を行う小道具としてです。その為、ウェディングシーンにおいても、写真撮影を盛り上げるアイテムとして使われます。
扇子の役割とは?
扇子はウェディングシーンにおいて、引き出物となる記念品として扱われることが多かったものですが、それが役割とは言い切れません。
扇子はおめでたい席に合う物-。
日本人の中には、そんな価値観が自然と入り込んでいるのではないでしょうか?
例えば成人式。
昔から見ていましたが、最近とくに、扇子をよく見かけますよね。
これはやはり、扇子=おめでたい物と言う定義が自然と出来上がっているからなのではないのでしょうか?
このおめでたいと言う感情や印象を解放させることが、扇子に与えられた役割だと考えた場合、ウェディングシーンで使われて当然だと思います。
扇子プロップスは誰が作る?そして作り方は?
ウェディングシーンで使用される扇子は、写真撮影に使える文字が一般的であり、基本手作りで制作されます。
とは言え、この扇子プロップス。誰が作るのでしょうか?
扇子プロップスを作るのは誰か?
特に決まりがあるわけでは無いため、その時々で変わってきます。一般的には、新郎新婦のおもてなし手段の一つとして、もしくは親しい友人が用意します。/
こちらでは、新郎新婦がおもてなしのために用意することを前提として、扇子プロップスの簡単な作り方をご紹介しましょう。
扇子プロップスの簡単な作り方
- 無地扇子を用意する
- 文字を作る
- 出来た文字を扇子に貼る
結婚式の様なおめでたいお祝いの席では、無地と言っても、白無地がベストです。
そして白無地であれば、100円ショップで普通に販売されています。まずはそれを入手しましょう。
パソコンでプロップス用の文字を作ります。プリンター専用の厚紙を使用し、装飾を作り、切り抜きましょう。
カッターを使用して切り抜く際は、怪我に注意して作業をしましょう。
これだけで基本的な扇子プロップスは完成します。
あとは文字に工夫をしたり、手描きで模様を描き込んだりして、オリジナリティを発揮して頂けると最高です。
【おまけ】おヒゲはいかが?
ウェディングプロップスとして、ヒゲをよく見かけます。プリンター用の厚紙が余っているのなら、ヒゲの様な小物を制作してみませんか?
手持ちに最適なサイズの棒を用意します。小物をデザインし、プリント&切り抜き。その後、用意した棒に貼り付けるだけ。
簡単です。
結婚式に使う扇子プロップスは、自分たちで作るからこそ、楽しいですし、心が込もったウェディングアイテムと言えるのではないでしょうか?
新機軸のウェディング扇子の使い方?席札にする際の注意点は?
席札〇〇と呼ばれる物がウェディングシーンでは、しばしば登場します。一般的な物で言えば、ネームプレートやメッセージカードなどですね。
近年では、ちょうちんを席札にしたり、箸袋を作ってみたりと、色々と工夫を凝らしたものがありますが、扇子を使用した物もあります。
席札として使用される扇子は、もちろん扇面に各人の名前が書かれていますが、日付やメッセージなども添えることが可能です。
と、ここまでは他の席札でも可能ですが、扇子の場合、結婚式が終われば、持ち帰り、実用的に使うことができます。
扇面に名前などが入っていた場合は、さすがに気が引けますが、それでも日常の中で実用的に使うことが出来るのは、非常に大きなメリットではないでしょうか?
そんな扇子を結婚式の席札提灯に使用する際、どんな点に気をつければ良いのか?ポイントを挙げていきましょう。
席札扇子を用意する際の注意点
先程も触れましたが、扇子は実用的なものです。
日常の中で使うかもしれないことを考慮すると、デザインもそれに対する配慮が必要かもしれません。
もっともお祝いの主役が、お出迎えする際に使用するのが席札ですから、そこを遠慮するのは少し違うような気がします。
また席札扇子は結婚式に参加する人数により、求め方が変わります。
少人数でお金をかけずにやるのであれば、100円ショップで素材を購入し、自分たちで作るのが良いでしょう。
一つひとつ、丁寧に作るからこそ、伝わる真心があるのではないかと思います。
大人数であるなら、扇子作りの専門店に依頼して、オリジナル制作をするべきです。その方がキレイに仕上がることは間違いありませんからね。
席札扇子のオリジナル制作の場合、便利なチャートをご利用下さい。
結婚式で定番の記念品扇子とは?どんなタイミングで渡される?
結婚式の引き出物として大定番と言えるのが、記念品扇子です。昔から良く使われており、現在でも高い頻度で利用されています。
概ね、扇面と親骨に名入れや文字入れが行われている他、オリジナルのデザインを表現している物もあります。
いずれにしても、結婚式という特別な日を彩るアイテムとして活用されている為、日付や新郎新婦の名前、写真などがデザインされています。
記念品扇子の特徴は?
品質の良さであったり、高級感であったりと、素材に対するこだわりがシンプルに伝わる物が多くなっています。
そこはやはり、結婚式という晴れの舞台で配る扇子が、粗品程度に認識されたくないという心理から来ているのかもしれません。
確かに扇子には、安価な販促用の物もあり、こちらを記念品として配布するには申し訳なさがあります。
記念品扇子を配るタイミングは?
結婚式で記念品扇子を配るのは、ほぼほぼ決まっているといえるでしょう。
それは引き出物を配るタイミング。そう、帰り際です。
一般的には、このタイミングで扇子(扇子の入った引き出物)が配られます。
その為、ウェディンググッズとして贈られる記念品扇子は、あまり難しいことを考える必要はありません。
記念品扇子の探し方は?
結婚式で配る記念品扇子は、通常であれば、オリジナル制作されるものです。
しかし扇子のオリジナル制作となると、色々と身構えてしまいそうですよね。
扇子のオリジナル品となれば、サイズや骨の数、色、扇面の素材などなどありますが、その辺は丸投げしちゃっても大丈夫です。デザインだけ決めちゃえば、あとは何とかなります。
デザインを渡し、価格を抑えて!とか、フルカラープリントで!とか、簡単なやりとりを行えばオリジナル制作ができちゃいますよ!
なお本記事の最後に、便利なチャートを作りました。
昔ながらの伝統扇子芸とは?どれくらいで覚えられるか?
扇子で何らかの芸をする映像、ご覧になったことはあるでしょうか?
こうした伝統芸は、結婚式の余興などに最適ではないかと思うわけでして、実際にやる人もいるのではないかと思うわけでして、それもウェディングシーンで見られる扇子の使い方なのかな? と思うわけでして・・・いかがでしょ?
もっとも有名なところで言えば、水芸ですね。演芸会で見たことがあります。結婚式でやるには、準備諸々の事情で難しそうですが、他のものであれば、出来るのではないか? と思います。
オススメの扇子芸は?
蝶々な形にした紙を扇子に浮かせたり、ひっつけてみたりする伝統芸がありますが、これはモニターなどがないと見えにくいですよね。
そこでオススメなのが扇子を使ったマジックです。
ただ、どんな扇子マジックがあるのか?
こればかりは、マジックショップでご購入頂く必要があります。
通販ショップにもマジックの種は販売されてますので、お好みのものをお選び下さい。
結婚式での実用的な扇子の使い方とは?
扇子は現在、涼をとるために仰ぐものです。そのことを踏まえれば、暑さを感じたら仰ぐのは至極当然であり、当たり前の使い方です。
それは場所が、結婚式場であっても変わりありません。暑ければ扇子で仰ぐ。
今回ご紹介した5選の使い方の中で、扇子らしさを強く打ち出すのは、この実用的な使い方なのかもしれません。
結婚式であろうと、日常風景の中であろうと、実用的に使われるのがベストであるのは、当然のことですね。
結婚式用の記念品扇子(席札扇子)が欲しい!
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フルオーダーメイド扇子のすゝめ
フルオーダー扇子は柄(両面も可能)はもちろん、骨の数や骨の色、房の有無(要相談)まで、完全フルオーダーが可能です。
あまり突飛な制作内容ですと、本数などの制約が発生しますが、多くの方がもっともこだわる扇面の柄と親骨への名入れに関しては、難しいことは気にせずにオリジナル扇子をお求め頂けます!
何かとお忙しい結婚式。
席札扇子や引き出物作りを専門家に任せてしまえば、その他の準備に注力して頂けます。
セミオーダーメイド扇子のすゝめ
柄は既製品にして、親骨にオリジナル性を取り入れるために名入れを行う場合は、こちらのセミオーダー扇子がオススメです。
人気の和柄があらかじめデザインされた扇子をベースに作るわけですから、制作期間や価格をコンパクトにまとめることが出来ます。
ウェディングシーンの主役は、あくまでも新郎新婦のお二人です。
小道具である席札作りや、謝意を伝える引き出物の制作には、極力、労力を抑えて、結婚式や披露宴全体に広い目を向けて頂ければと思います。
白無地扇子のすゝめ
白無地扇子は品質や骨の種類を考えた場合、専門店でお求め頂くことで、価格以上の充実感が得られます。
100円ショップの物では、物足りない部分を補うことが可能です。
白無地扇子は、結婚式での主役のイメージカラーにピッタリ!
もちろん白無地扇子をベースに、柄や親骨名入れなどのオリジナル要素を付け足すことも出来ます。
柄物扇子のすゝめ
完全な既製品をお求めなら、やっぱり専門店がお得です。理由は簡単!多量本数をまとめて注文できるから!これに限ります。
仮に100円ショップで、既製品扇子をお求めの場合、結婚式に参列される人数分かき集めるのって、非常に大変ではないでしょうか?
結婚式や披露宴準備の負担は、出来る限り減らしたい!
すでに完成されたデザインをベースに、自分たちで想いの込もった制作が出来るのが既製品扇子、最大の魅力です。
2020/11/10